はじめに

振返ってみると、僕自身が生成AIを利用し始めたのが2023年初頭頃だったので、約3年ほどが経過しました。

歳のせいか月日が経つのが異様に早い気がしますが、今回はこの3年間に僕自身のAIの利用方法にどのような変化があったかを備忘録的に書いてみようと思います。

2023年頃

僕と生成AIとの出会いは、23年初頭にChatGPT(最近は巷と同じく「チャッピー」と呼んでます(笑))を触ってみことから始まります。

23年3月には、こんなブログを書いていました。

ChatGPTを触ってみた

22年11月頃にChatGPTが公開されて急速に普及して話題になっている中、遅ればせながら使ってみたのが始めでした。

この頃の生成AIにはまだTOOL機能などがなく、モデルの学習データを元にした回答しか生成できないので、例えば「今日の天気は?」といった刻々と変化するリアルタイムの情報には弱い百科事典的なものだという印象でした。

それでも、簡単なプログラムを生成したり、ちょっとした壁打ちであれば十分な回答ができました。

当時のブログでは、こんな風に評していました。 

というわけで、30分程でしたがChatGPTを触ってみた感想です。

「ChatGPTすげぇええ!!!」

となりました。

時間が経てば経つほど学習をして、より洗練されたものに進化していくとは思いますが、現時点でもめちゃくちゃすごいという印象です。

僕はプログラマーではないので、簡単なスクリプトレベルのものしか作れませんが、ChatGPTを活用すれば、本職の方には及ばなくとも、それなりのプログラムが組めるんじゃないかと期待が膨らみました。

ただ、この時点ではまだまだハルシネーションも多く、「めちゃくちゃ仕事に活用できる 」というレベル感ではなかったと記憶しています。一方で使い方次第ではすごく便利な道具になると感じていました。

その後、23年8月頃には、こんなブログを書いていました。

サーバエンジニア的ChatGPTの活用方法

23年中盤ごろになると、実務レベルで簡単な仕事のお手伝いさせるようになりました。

ちょっとした壁打ちや、文章チェック、スクリプトの作成など、この頃になるとちょっとしたことならChatGPTを使った方が早いと感じるようになっていました。

当時のブログでは、こんな風に評していました。 

ChatGPTは、エンジニアの方には非常に相性の良いツールだと思います。

上手く活用すれば、業務効率を上げたり、自分自身の学習にも役立てることが可能です。

一方で、何も考えずに、ChatGPTが出したものを全てを鵜呑みにすると痛い目を見ることもあるので、上手く付き合っていければと思います。

この頃もまだまだハルシネーションが多いにも関わらず、それっぽい回答を生成するため、かなり慎重に見極めないと痛い目を見ることになるという印象でした。

 2024年頃

24年頃にはAIモデルの進化と共に、回答精度も飛躍的に向上した印象がありました。

特に24年後半にはChatGPTにもWeb検索機能が追加され、リアルタイムな情報についてもある程度対応できるようになったのは非常に大きかった印象です。

活用方法としては、個人的には23年からあまり変化がなく、 

  • 考え事をするときの壁打ち役
  • 文章のチェック
  • サーバー調査に必要なスクリプトの作成

 といったものが主でした。ただ、精度や信頼度は日に日に増している印象でした。

また、24年の中盤から後半にかけて、ノーコードでAIアプリを構築できるDifyにはまっていました。

セルフDify環境でチャットBOTを作成してみた

自分でRAGを作って、それをLLMと連携させるアプリを簡単に作れるということで、生成AI活用の幅が拡がったと感じていました。

2025年頃

25年に入ると、それまではほとんどChatGPTしか利用していませんでしたが、GeminiやClaudeなど、メジャーどころのサービスを併用して利用するようになりました。

  • 文章生成:ChatGPT
  • 調べもの:Gemini
  • プログラム作成:Claude

↑は一例ですが、人間と同じでAIごとに得意分野が異なるため、用途によって生成AIを使い分けるという利用方法にシフトしてきました。

また、25年になるとバイブコーディングという言葉が生まれたりもして、生成AIのコーディング性能が大きく進化した印象があり、業務アプリをAIに作成させるということが増えました。

25年後半になると、僕の中でAIは単なる百科事典ではなく、「優秀な右腕」と評するようになっています。

生成AIは“神様”じゃない。優秀な右腕だ

ただ、この時点では、「AIが作ったものを人間が使う」という印象が強かったです。

2026年~

26年に入り、遅ればせながら僕の中での「AIエージェント元年」が始まりました。こんなブログも書いています。

バイブコーディングの薦め

これまでは前述の通り、AIは色々助言をくれたり、何かを作ってくれたりはしますが、あくまで利用したり決断するのは人間でしたが、世の中的には25年頃からAIが自律的に判断して、実行するといったAIエージェントが生まれてきました。

代表的なものでいえば、AnthropicのClaude CodeやCoworkなんかが有名で、僕自身も26年初頭からめちゃくちゃ活用しています。

AIエージェントの誕生でこれまではあくまで人間の補助役として利用してきた生成AIが、語弊を恐れず言えば、人間に近い形のメンバーとして仕事を手伝ってくれる時代に突入したと思っています。

これまではAIがどんだけ良いものを作っても、それを使うのは人間という構図だったのが、AIが良いものを作り、それをAI自身が利用するということが出来るようになったことで、人間の仕事の在り方が大きく変わる転換点を迎えているという気がしています。

実際に僕自身もAIエージェントを使った、サーバ構築やシステム開発、事務作業など幅広い範囲で仕事に組み込み始めています。

まとめ

今回は僕自身のAI活用の歴史を簡単に振り返ってみました。

改めて見返してみると、僅か3年の間に僕自身のAI活用の幅が大きく拡がったと感じています。

正直な話、3年前は3年後にAIがここまで進化しているとは予想しておらず、進化についていけていない面もあったりします。

この凄まじい速度の進化にある種の怖さも覚える一方で、この先が楽しみで仕方ないというワクワク感もあります。