Chrome開発者ツールで簡単にフルサイズスクリーンショットを撮る方法

tkmi
2024-10-29
2024-10-29

お疲れ様です!tkmiです。
エンジニアだって資料とかいっぱい作成します。テキストの説明だけじゃ伝わりにくいので、画面キャプチャも多用したりしますよね?
Windowsの画面切り抜きのショートカットもよく使うのですが、サイトの1ページがまるごと欲しい!っていう時には切り貼りするのとか面倒ですよね。

今回はChrome開発者ツールを使ってウェブページのフルサイズのスクリーンショットを簡単に撮る方法をご紹介します。

Chrome開発者ツールとは?

Chrome開発者ツールは、Google Chromeに組み込まれている強力なデバッグツールです。ウェブ開発者がHTML、CSS、JavaScriptをリアルタイムで編集、デバッグ、監視するための機能を提供します。

また、ネットワークパフォーマンスの解析や、モバイルデバイスのエミュレーションなど、さまざまな機能を備えています。

フルサイズスクリーンショットを撮るメリット

フルサイズのスクリーンショットを撮ることには多くのメリットがあります。ウェブページ全体のデザインやレイアウトを一目で確認できるため、特にクライアントやチームメンバーと共有する際に非常に便利です。

また、ページの長さに関わらず全体をキャプチャできるため、スクロールする手間を省くことができます。

Chrome開発者ツールでスクリーンショットを撮る方法

まず、Google Chromeを開き、フルサイズのスクリーンショットを撮りたいウェブページを表示します。
その後、キーボードのF12キーを押すか、右クリックして「検証」を選択して開発者ツールを開きます。

開発者ツールが開いたら、右上の「...」ボタンをクリックし、「コマンド」を選択します。[Ctrl]+[Shift]+Pでもいいです。

その後、「スクリーンショット」を検索し、「フルサイズスクリーンショットをキャプチャ」を選択します。

保存先を指定する設定のための画面が開きます。
好きなところに保存します。

これで、ウェブページ全体のスクリーンショットが保存されます。

でも、正直これでもまだ面倒ですよね????

便利なショートカットキーとカスタマイズ方法

Chrome開発者ツールには、多くの便利なショートカットキーがあります。例えば、F12キーで開発者ツールを開閉することができます。また、Ctrl+Shift+J(Windows)やCmd+Option+J(Mac)で直接コンソールを開くこともできます。

これらのショートカットキーは設定でカスタマイズすることも可能です。
Chromeの設定メニューから「拡張機能」を選び、「ショートカット」をクリックすることで、自分の使いやすいキーに変更できます。

 

さきほどの「フルサイズのスクリーンショットをキャプチャ」の項目を探します。

カーソルを合わせると右側に鉛筆のマークが現れるので、押します。

「ショートカットを追加する」を押します。

お好きなキーで設定します。
ショートカットを押す時と同じ動作でキーボードを押すと、勝手に入力してくれます。

右側のチェック「変更を確認」を押すと保存されます。

使ってみよう!

これで準備は整いました!

ではフルサイズのスクリーンショットのキャプチャを撮ってみましょう。

ウェブページを表示します。
その後、キーボードのF12キーを押すか、右クリックして「検証」を選択して開発者ツールを開きます。
ここまでは最初と同じですね。

開発者ツールが開いたら、さきほど登録したショートカットを押します!


即!保存画面!

無事BlogTOPのフルサイズスクリーンショットが撮れました!

1.開発者ツール開く
2.コマンド開く
3.「スクリーンショット」検索
4.「フルサイズのスクリーンショットをキャプチャ」を選択
5.保存

だったものが

1.開発者ツールを開く
2.ショートカット入力
3.保存

になりました!

おわりに

他にもよく使うコマンドがあれば、ショートカットをカスタマイズしておく事でとても便利なると思います。