Geminiの無料版が機能追加!「Deep Research」で業務効率化を!

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先日、Google Geminiの無料版に「Deep Research」と「Gems」が追加されました。

Google Geminiの中でも特に注目されていた2つの機能「Deep Research」と「Gems」がついに無料ユーザーにも開放されたことで、情報収集から業務支援まで、AIの活用がさらに身近になりました。

今回はその中でも「Deep Research」についての機能の特徴と実際の活用例を紹介いたします。

Geminiとは?

Geminiは、Googleが開発したAIチャットアシスタントで、文章作成や情報検索、学習サポートなど幅広い用途に使えるツールです。
以前は「Bard(バード)」として提供されていましたが、2024年に「Gemini」へと名前を変えました。

Deep Research:信頼性あるリサーチを効率化

「Deep Research(ディープリサーチ)」は、Geminiが特定のトピックについてより深く、かつ正確に調査・分析してくれる機能です。

従来のチャットAIアシスタントとは異なり、AI自ら主体的に情報の信頼性を確認しながら、複数の情報源をもとにまとめてくれるのが特徴です。

今までは有料版でしか使えませんでしたが、無料版でも月5回の制限付きで使えるようになりました。

簡単に機能と使い方を紹介します。

ご利用のGoogleアカウントでGeminiにアクセスして右上のメニューからGeminiを選択します。

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左上の機能選択から「Deep Research」を選択します。

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調べたい内容を入力します。今回は以下のようなプロンプトを入力しました。

「生成AIについての最新動向を調査し、注目されている機能、一般ユーザーとビジネス向けそれぞれの活用例、今後の課題をまとめてください。」

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入力したプロンプトを基に計画が作られます。
この計画でウェブリサーチが実行されますが、編集してリサーチ計画を変更することも可能です。

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計画に基づいてリサーチが実行されます。
リサーチ項目ごとに複数のサイトが参照されていることが確認できます。

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思考プロセスも確認でき、生成AIが何を情報源にどのように思考してドキュメントを作成していくかも確認できます。
調べる内容やリサーチするサイトの数によっても時間は変わってきますが、今回の調査は3分程度かかりました。

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自分で大量のサイトを確認してまとめようとするとかなりの時間がかかりますが、数分で精度の高いドキュメントが作成されるので、自力で多大な時間をかけていた作業を任せることができ、業務効率化に繋がります

関連する項目として、別のツールですが同様のプロセスで調査することができるAI検索エンジン「Genspark」についての記事も執筆していますので、ご興味がありましたらこちらもご確認ください。

話題のAI検索エンジン「Genspark」を使ってみた

話題のAI検索エンジン「Genspark」を使ってみた②

この「Genspark」は現在有料版のリリースや機能追加もされていますので、機会があれば新機能もご紹介したいと思います。

最後に

今回は無料版に開放された「Deep Research」を紹介いたしました。

調査時間や労力の省力化に繋がり、使ってみてとても便利でしたので、月5回の回数制限がない有料版を使いたくなりました。

無料版に開放されたもう一つの機能「Gems」については、次回の投稿で機能や使い方を紹介したいと思います。

ではまた!