前回紹介したGensparkというAI検索エンジンについて、今回は新たな機能の紹介や、日常使いしてる上での感想などを紹介したいと思います!
Gensparkとは
AIエージェントエンジンが搭載された新しい検索ツールで、2024年6月にリリースされました。
ユーザーの入力からタスクを分解して、タスクごとに言語モデルを用いて回答を生成し、結果としてそれぞれのタスクをまとめて最終的な回答を表示してくれます。
Gensparkの概要や使い方、簡単な活用例を紹介している前回の記事も合わせてぜひご確認ください!
マインドマップの生成
新たに記事生成時にマインドマップも生成されるようになりました。
今まではGensparkで生成した記事をマインドマップにするには、生成された記事のURLをMapifyなどのマインドマップ生成ツールに入力して生成する必要がありましたが、別のツールと連携することなくGensparkのみでマインドマップまで生成できてしまいます!
今回は「virtuozzoの概要とコマンドについて教えてください。」と入力してみました。
前回紹介したような記事の生成に加えて、マインドマップも合わせて生成されています。
マインドマップをクリックすることで詳しく表示されます。
ツリー状に表示されており、構造化されてとても見やすくなってます。
各項目をクリックしてさらに詳しい検索をしたり、プラスボタンをクリックすることでさらに細分化された項目を確認できたりします。
マインドマップ内の「vzps/vztop」の項目の「プロセス監視」をクリックしてさらに詳しく確認していきます。
選択した項目について回答が生成され、その項目についてもマインドマップが生成されました。
今度は「特定コンテナのプロセス表示」という項目について、プラスボタンをクリックしてさらに細分化して表示してみます。
選択した項目に対して、さらに細分化された情報が表示されました!
このように、確認したい内容に関してマインドマップを使用して直感的に深掘りしていくことができるので、さらに検索スピードが上がり、より詳細な内容を知ることができると感じました。
Sparkpageについて
前回の記事でもSparkpageについては紹介しましたが、前回に追加して少し機能紹介いたします。
生成された記事内のSparkpageをクリックすると、新しいタブでSparkpageが生成されます。
ページ内のリンクから引用元に遷移してソース元を確認できます。
各項目のタイトルをクリックすることで、その項目についての詳しいSparkpageも作成することができます。
独立した新しいSparkpageとなるので、そちらについても記事の編集や画面右側のCopilotでの検索、個別に公開設定等することができます。
その他にもSparkpageと他のツールを合わせて様々な活用できますが、また次回の機会にご紹介しようと思います。
さいごに
前回の記事でPerplexityとの比較をしましたが、PerplexityやFeloなどのAI検索エンジンと比べて画像生成やSNS検索、アプリ対応といった実装されていない機能はありますが、使った感触としては参照されたリソースも多く、複数のAIエージェントが並列的に情報をまとめているためか、正確性が他のAI検索エンジンよりGensparkのほうが高いように感じました。
こちらは2025年1月現在もベータ版のため今後新たに機能追加され、さらに便利になっていくかと思います。ベータ版のため現在は無料で使用できますが、正式に有料版としてリリースされても個人的には使い続けたいと思ってます。
体系的に知りたいことはGensparkのみで網羅的に知ることができ、検索に時間を浪費しないため作業の効率化にも繋がるので、Gensparkを利用してみていただけたら嬉しいです。
Gensparkを利用して効率的で快適な検索ライフをお過ごしください!ではまた!