Service QuotasでEIP割り振り上限の緩和申請をしてみた

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こんにちは。ごえです。
AWS構築を担当し、日々新しい知識と出会っています。

今回はService Quotas で、EIP(Elastic IP アドレス)の取得上限を緩和する方法を紹介します。

クラウド環境では、サーバーの作成・削除・再起動が頻繁に行われます。
その際、パブリック IP アドレスが変わってしまうと、外部システムとの接続やDNS設定に影響が出ます。

例えば、EC2インスタンスにパブリックIPアドレスを割り当てて、
セキュリティーグループで許可したネットワークからSSH接続をする運用の場合を考えます。
パブリックIPアドレスが固定でないと、「昨日までSSHできてたのに今日は繋がらない!」と慌てることになるかもしれません。
自分でコンソールにログインして、都度パブリックIPアドレスを確認するのは面倒です。

EIP を利用することで、EC2インスタンスが置き換わっても関係なく同じ IP を使い続けることができます。

 

EIP割り当て数の上限に達した

検証環境にて新しくEC2インスタンスを立ち上げ、EIPを割り当てようとしたら以下のようにエラーが出ました。

「Elastic IP アドレスを割り振ることができませんでした。
The maximum number of addresses has been reached.」

解決するためには、EIPの割り当て数の上限を引き上げる必要があります。

 

Service Quotas で上限緩和を申請する手順

AWSコンソールより、Service Quotas にアクセスします。

どのAWSサービスについて緩和申請をするかを右上の欄で選択します。
EIPは、EC2 サービス配下で提供されるネットワーク機能なので、
「EC2」を選択します。

 

次に、サービスクォーターの検索欄に「elastic」と入力して、「EC2-VPC Elastic IPs」をクリックします。

 

「アカウントレベルでの引き上げをリクエスト」をクリックすると以下のポップアップが出るので
「クォータ値を引き上げる」の欄の値を引き上げます。

 

今回は「5(デフォルト)」から「10」に引き上げを申請します。
ここで注意が必要で、極端に大きな値への引き上げは承認に時間がかかるか、場合によっては拒否される可能性があります。
以下のように注意事項が書かれています。

承認:一部のサービスでは、小さな増額は自動的に承認され、大きいリクエストは AWS サポートに送信されます。
承認タイムライン: AWS サポートは、リクエストを承認、拒否、または部分的に承認することができます。増額リクエストが大きいほど、サービスチームと協力して処理および評価する時間が長くなります。

 

引き上げ完了にかかった時間

5から10への引き上げを申請したところ、約15分で引き上げ完了しました。
これで新しくEIPを割り当てることができます。

最後に

今回は、15分ほどで申請が通りました。しかし、申請内容や時間帯によっては時間がかかる可能性があります。
作業が長時間、中断せざるを得ない状況になるので、普段から様々な項目の上限値には注意したいところです。

最後までお読みいただきありがとうございました。