こんにちは。日々是発見が楽しみな西山です。
Powerwash Simulatorというゲームをご存知でしょうか。有名なゲームなので、プレイしてなくても画像や動画で見たことはある、という方も多いと思います。
汚れた車や店を高圧洗浄機で洗っていく、というそれだけと言えばそれだけのゲームなのですが、まったり自分のペースでお掃除できるチルさと、パーツを洗い終わった時にチン! と鳴るベルの音が心地よく、ハマる人には病みつきになる中毒性があります。
Steamで販売中なので、未プレイで興味がある方はぜひ一度調べてみて下さい。

今回は、Powerwash Simulatorをプレイしていて感じたゲームシステム周りの挙動と、そしていちプレイヤー目線からその挙動の意味を深堀りしてみた考察を書いてみました。
Powerwash Simulatorの「疑惑の判定」
私はPowerwash Simulator 2の ストーリーモードを全クリア達成したのですが、そこまで何時間もやり込んでる最中に気づいたことがあります。
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「汚れ取れてなかったのにチン!って鳴ってクリア判定出たぞ……?」
Powerwash Simulatorの「疑惑の判定」と呼ばれる挙動。
明らかに洗い残しがあって画面でも汚れが見えてるのに、ゲーム側が洗い終わった判定になって、タイミング次第で「汚れが消し飛ぶ瞬間」が見えたりします。
これは恐らく、ゲームの想定通りの挙動だと思います。
Powerwash Simulatorのプログラムは、恐らく内部的に「汚れのオブジェクトをゲーム内の高圧洗浄機で消していく」という処理をしていると推測されます。その場合、達成条件が「汚れを『100%』消すこと」になっていると、汚れオブジェクトがたとえ1ピクセルしか残ってなくても達成条件が満たされずクリアできません。
なので、達成条件は「100%」ではなく、少し下駄を履かせて下げられていると思われます。
またこれも推測ですが、隅や見づらい裏の汚れは必達の達成条件になっていて、広い面の1ピクセルだけ残ってるような時は下駄を履かせてもらってクリアになるのではないか、と想像しています。「洗い残し」を見つけるのがこのゲームの楽しみのひとつですからね。
高圧洗浄機の「強武器」は何を強くしてるのか
Powerwash Simulatorの初期武器(高圧洗浄機)は弱く低性能で、やり込んでゲーム内コインを貯めるともっとパワーのある高圧洗浄機を買ってグレードアップ、強くなれます。
私はコインが貯まると即強い高圧洗浄機に乗り換えて(縛りプレイの類に興味もないので)最後はゲーム内最強の高圧洗浄機、アーバンX STREAM」を操ってステージをクリアしていました。

ですが、こいつを使っていてふと気になることがありました。
「『疑惑の判定』めちゃくちゃ出るくない……?」
Powerwash Simulator内の高圧洗浄機は、噴射する水の勢いで汚れオブジェクトをきれいに変えていきます。ゲーム内の高圧洗浄機は、以下の要素のパラメーターが上がることで強さが増すと思われます。
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水の勢い
⇒ 強く出れば汚れが短時間で落ちる -
水の出る範囲
⇒ 広ければ一往復で広い面積を洗える
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水の届く距離
⇒ 遠くまで届けば、移動したり高所に登らなくても広い範囲を洗える
ぱっと思いつくのはこの3要素ですが、私が推測するに、もう一つの「強武器性能」がありそうだと思っています。
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洗い残しの判定
⇒ 弱武器ではクリアにならない量の洗い残しが、強武器ではクリア判定になる
つまり、上で触れた「疑惑の判定」が出やすくなるんじゃないか? という推測です。
アーバンX STREAMを使っていると、ノズルをものすごく雑に振ってもどんどん汚れが落ち、すごい勢いでクリア判定が取れていきます。もちろん勢い・範囲・距離を強くしても汚れは落ちやすくなりますが、それだけではクリア判定が出やすくなる理由を説明しきれません。
また「強武器の差別化」、(ゲーム内で)高価な最強武器をいかに魅力的に見せるかという点を考えた時、「パワー」の要素だけを強くしていっても限界が来る、つまり強武器を使ってもプレイ体験が変化しなくなってしまいます。
そのため、「クリアがサクサク取れて、簡単に達成感が得られる」体験を強武器に追加している、という可能性は考えられます。
以上、Powerwash Simulatorを楽しくプレイしながら考えてみたことを書いてみました。
ゲームの内部仕様についてはメーカーから公開されていないので、ここまで書いてきたことは私の勝手な推測で断言はできません(解析サイトの類があるかも知れませんが、今回記事を書くにあたっては参照していません)。
ただ、ゲームを普通に楽しむ以外に、こういうメタな分析目線で見てみるのも別の面白さがあって楽しいと思いました。皆様もお好きなゲームを、もう一味おいしく楽しめるかも知れませんよ。

