AWSのカードゲーム「AWS Card Clash」をやってみた!

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2024-02-14
2024-02-14
目次

Card Clashというゲームをご存じでしょうか?

AWSが2023年12月より提供しており、AWSクラウドのアーキテクチャと設計をカードゲームで遊びながら学ぶことができます。

対応している言語は現状英語だけで日本語版はまだ提供されていないのですが、ゲームの内容的にも直感的にできそうなのでやってみました。

Card Clashを始める

ゲームを始めるためにAWS Skill Builderにサインインします。

Skill Builderへの登録やゲームの探し方といった手順は、以前投稿したAWSのゲーム「AWS Cloud Quest」についての記事をぜひご参考ください。

AWSのゲーム!?Cloud Questが日本語対応したのでやってみた!

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学習ダッシュボードからCard Clashを選択してゲームを開始します。

ゲームの説明

ゲームを開始するとチュートリアルが始まります。

正しいアーキテクチャを完成させるためにカードを配置していき、アーキテクチャが完成するかデッキからカードがなくなった時点でのポイントが高い方が勝ちとなります。

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フィールドの説明です。

左下(画像内①)が各デッキの残り枚数となります。

カードを置くためにはエナジーポイント(画像内②)が必要で、カードを置くための必要なエナジーポイントがアーキテクチャに数字(画像内③)で記載されています。

カードを配置すると置いた場所の数字に応じたポイントがもらえます。(画像内④)ゲーム終了時点でこのポイントが高い方が勝ちとなります。

各ターンの初めに手札が6枚になるようカードが引かれ、エナジーポイントが1増えます。

エナジーポイントは「エナジーカード」でも増やすことができ、盤面に出すことでエナジーカードの右上の数に応じたエナジーポイントを増やすことができます。

エナジーカードにはAWSマネジメントコンソールやCloudFormation、CDKなどがあります。

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カードを選択することでそのサービスの説明を見ることができ、説明右下のLEARN MOREからAWSのサービスを説明しているドキュメントへ遷移し、詳細を確認することもできます。

フィールドのスロットを選択すると、スロットに対応するサービスのヒントが出てきます。

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スロットに記載のエナジーを消費して対応したサービスカードを配置することで、その分のポイントを獲得できます。

間違ったところに配置するとエナジーが1減ります。

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指定のエナジーポイントを消費することで、対戦相手が配置したカードを自分のカードで横取りできます。

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「セキュリティカード」を自分の配置したカードに設定することで横取りを防ぐこともできます。

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今回のアーキテクチャでは不要なサービスなどの要らないカードを捨てておきましょう。次のターンに手札が6枚になるまでデッキからカードを引くことができます。

特にすることがなくなったらEND TURNを押してターンエンドです。

このように進めていき、デッキ枚数がなくなるかアーキテクチャが完成したらゲーム終了となり、その時点で獲得したポイントが高い方が勝ちとなります。

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獲得したスコア、配置に失敗した数、エナジー消費数、相手のカード奪取数が評価され判定されます。

チュートリアルが完了し、ルールを把握したので次は実際に対戦していきます。

対戦してみた

ステージ選択画面に遷移し、コースを選択します。

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「Cloud Practitioner」「Solutions Architect」「Serverless Developer」の3つがあり、現状では「Cloud Practitioner」と「Solutions Architect」の2つが提供されています。

Cloud Questのように今後他のコースも追加されるようです。

今回は「Solutions Architect」をやっていきます。対戦相手は宇宙人となっています。

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コース選択画面では作成するアーキテクチャと対象のサービスの概要が表示されます。

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今回のアーキテクチャは一般的なDR対策の構成となっているようです。

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対戦相手の宇宙人はスキルによってエナジーポイントを奪ってきたり、UFOで配置したカードをさらってしまったりするのでカードを置くタイミングが重要となりました。

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相手のスキルを理解しておらずセキュリティカード未設置の高得点のカードを奪われたのと、エナジーカードが引けずに高得点のカードが中々置けなかったため少し苦戦しましたが、最終的に勝利することができました。

セキュリティカードはどれでも設置できるわけではなく、Route53にはセキュリティグループのカードは設置できないがIAMのカードは設置できるといったようにちゃんとサービスで区別されてました。

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エナジーカードでエナジーポイントを貯めて高得点のカードを優先して取得、高得点のカードにはセキュリティカードを設置することで奪われないようにすることが戦略として大事になるとプレイしてて感じました。

今回はエナジーカードの引きが悪かったので、手札は設置予定の高得点のカード以外はどんどん捨てて次のターンにデッキから多く引けるようにする動きが良いかと思います。

さいごに

Cloud Questは実際にマネジメントコンソールでユースケースに沿った構築をしていくものでしたが、Card Clashはアーキテクチャをうまくカードゲームとして落とし込んでいて、よりゲームとしての面白さがあるように感じました。

もちろんアーキテクチャの構成や必要なサービスを学ぶこともでき、遊びながら楽しく学習できます。

カードゲームなので運要素もありますが、対人戦があったらより面白そうです。

ご興味があればぜひ「AWS Card Clash」を遊んでみてください!