はじめに
まず、シェルスクリプトとは?
OSの操作や、ソフトウェアの起動、停止などをシェル上で実行することができるスクリプト言語である。つまり、いつも叩いてるコマンドをファイルにまとめて実行しちゃおうって感じの解釈でいいと思います。
とりあえず作ってみる
では、どうやって作るの?
まずは、ファイルを作成しましょう。
$ touch test.sh
そして「ls -l」でtest.shのパーミッションを確認してみます。
一般ユーザで作成した場合
-rw-rw-r--
rootユーザで作成した場合
-rw-r--r--
となっているかと思います。
では、test.shファイルに実行権限を付与してあげます。
「$ sudo chmod +x test.sh」
これでもう一度パーミッションを確認しましょう。
一般ユーザで作成した場合
-rwxrwxr-x
rootユーザで作成した場合
-rwxr-xr-x
このようになっていることがわかります。
では、スクリプトを書いていきましょう。
お好きなエディタでtest.shに次のように入力し、保存してください。
#!/bin/bash
echo "Hello"
では、試しに実行してみましょう。
実行コマンド:
$ bash test.sh
実行するとHelloと出力されたと思います。
では、何をしたのか軽く説明します。
まず「#!/bin/bash」これに関してなんですが、これはShebangといい、実行ファイルであることを宣言するものです。
なので、「基本的に書くもの」だと言う認識でOKです。
次に「echo "Hello"」についてですが、これは単純に「Hello」という文字列を標準出力するものです。
試しに、コマンドとして「$ echo "Hello"」を入力してみてください。
Helloと出力されましたよね?
このように、コマンドをファイルに記載して実行するものが、シェルスクリプトです。
まとめ
shellscriptの「shel」くらいまでは理解できたでしょうか?
ポイントとしては以下のようになります。
・シェルスクリプトはOSの操作などができる。
・ファイルにコマンドをまとめて記述、実行することができる。
echo "Hello"の部分に他のコマンドを書いて実行したり、複数のコマンド書いてみて挙動を見ると勉強になるかもです。
ご覧いただきありがとうございました。