ショートカットは怖いよ

やまもとやま
2024-02-22
2024-02-22

どうも、やまもとやまです。
普段から便利に使っているショートカットキー。
有名どころで言えば、WindowsでのCtrl+CとCtrl+Vでのコピーペーストなんかがありますよね。
使いこなせば時間も手間も短縮できて、もう手放せないという人も多いと思います。
ただ、慣れすぎるとたまに怖いことも・・・。
今回はそんな小話です。

Linuxでもショートカットはありますね

Windowsと同様に、LinuxのCUI環境でもショートカットキーがあります。
シェルや設定により変わりますが、bashで標準的な設定の場合はCtrl+Cを押すと実行中のコマンドが強制終了されますし、Ctrl+Dを押せばログアウトになると思います。
他にも様々なものがありますが、慣れてくると色々使うようになってくるでしょう。

ある日の出来事

さて、もう10年以上前のある日のことです。
先輩エンジニアと一緒にデータセンター作業をしていました。
何の作業だったのかはもはやすっかり記憶の彼方ですが、リモートではできない現地作業が必要な何かだったのでしょう。
ともあれ、無事作業は完了し、あとは片づけて撤収ということになりました。
というわけで、先輩がログアウトするためにサーバーに直接接続しているキーボードを操作したそのときです。
同じくサーバーに接続されているモニターの表示が・・・

reboot

こんな感じになりました。
※画像はイメージ画像です

あれ・・・これは・・・?!
そうです・・・サーバー再起動がかかった画面です。
やばい。超やばい。

どうやら、ショートカットキーの『Ctrl+D』を押してコンソールでログアウトしようとしたところ、手癖で『Ctrl+Alt+Del』を押してしまったとのこと。
『Ctrl+Alt+Del』といえば、Windowsであればログオフとか選択できる画面へ移動するショートカットですね。
ただ、Linuxのコンソール画面で使うと見事に再起動。
まさかの出来事でした。

怖かった

その後どうなったかも古すぎる話なので覚えてはいないですが、まさしく恐怖体験でした。
便利なことは良いことですが、慣れすぎると怖いこともありますね。
これをどうにかできるかというと難しいところですが(無効化しておくことはできますが)、管理者作業等、重要な作業時は慎重に、また余裕をもった作業で石橋をたたいて渡るような心がけでいたいものだと思います。
それではまた!