🎬初めに
皆様初めまして!!フューチャースピリッツ、エンジニアブログの中の人、「通行人 R」でございます。以後お見知りおきをよろしくお願い致します!!
私たちZ世代にとって「インターネット」はとても身近な存在ですが「灯台下暗し」のように身近すぎてどのような物なのか?どのような仕組みなのか?を知らない方も多いと思います!!
実際、私自身もエンジニアを目指すまでインターネットについて深く考えた事はなく、全くの無知でした.....もちろん今は違いますよ?!
世はインターネット開拓時代です!!ペンは剣より強し。インターネットはペンより強し!!
つまりインターネットは最強って事ですよね??
その仕組みを知って損する事は無いはずです!!
そこで今回は「Z 世代の為のインターネット講座 -基本編-」を皆様にお届け致します!!
📘インターネットとは?
私たちZ世代は日々、オンラインゲームやSNS、オンラインショップ等、様々な場面で自覚する事無くインターネットに接続し便利なサービスを受けています。
オンラインショッピングやオンラインゲームを利用したことがない人は少ないはずです!!
毎朝、ソーシャルゲームにログインするのが私の日課になっています!!
そんな生活に欠かせないインターネットですが、そもそも「インターネット」とはどのような物なのでしょうか?
インターネットとは「世界規模でコンピューター同士が相互に接続されたデータ通信網」の事を指します。
そんな事を言われてもピンとこない方も多いと思います。例えるならインターネットとは「町」です。
町にある家が「コンピューター」で道路が「ネット回線」になります。私がSNSを利用する場合を例にしてみます。
私のスマホからネット回線を通ってSNSのサービスを提供しているサーバーに接続します。町で例えると家から道路を通ってショッピングモールに行くような感じです。
今回の場合だとスマホが「家」でネット回線が「道路」、サーバーが「ショッピングモール」のようになりインターネットそのもとは「町」になります。
町には家やショッピングセンター等が沢山存在し行く場所さえ知っていれば道路を使用し、目的地に行く事が出来ます。
インターネットも同様に多くのコンピューターが存在し回線を通って目的のサービスを提供してくれるコンピューターに行く事が出来ます!!
📘IPアドレスとは?
目的の場所へと辿り着くためには目的地の住所を知る必要があります。
ネットワーク上の住所を表すのがIPアドレスとなっています。
IPアドレスはインターネット上に接続された機器が持つナンバー(住所)のことです。データをやり取りする際、ネットワーク上で通信相手を間違わないようにするために使われます。
現実の世界では「〇〇県〇〇市」のように住所を記載しますが、インターネットの世界では「185.175.126.223」のように 0~255 までの 4 つの数字で表記します。
IP アドレスには「グローバルIPアドレス」と「プライベートIPアドレス」の2種類があります。
グローバル IP アドレスとは?
インターネットに接続された機器に一意に割り当てられるIPアドレスで世界的には ICANN、日本ではJPNICといった機関で管理されています。
グローバルIPアドレスは一意に割り当てられるアドレスの為、割り当てられたIPアドレスは自身のみが利用することができ、他人が同一のIPアドレスを使用する事はできません。
よくSNSやゲーム等で名前やIDを登録する際に「この名前(ID)は既に使用されており使用できません」に似た感覚で、かぶる事が出来ない唯一無二のネットワーク上の住所となっております。
プライベートIPアドレスとは?
会社や家庭などの組織内(ローカルネットワーク)で一意に割り当てられるIPアドレスです。
このIPアドレスはJPNICなどの機関に申請する必要はなく自由に使えます!!
例えるなら SNS のグループ内限定の呼び名(ID)、またはゲームのギルド内限定の呼び名(ID)みたいなものです。
残念ながらプライベートIPアドレスはだけではインターネットにアクセスする事はできません....
プライベートIPアドレスでインターネットにアクセスするには、グローバルIPアドレスを持つルーターなどで、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを変換して、インターネットにアクセスしています。
📘ドメインとは?
前項目ではIPアドレスの説明をしました。しかしIPアドレスはコンピュータ同士が住所を識別し合う番号であり人間向けではありません。
そこで登場するのがドメインです。普段私達がインターネットを使用する際、「185.175.126.223」のようなIPアドレスではなく「〇〇〇〇.com」のようなドメインを使用していると思います。
インターネットを使用するユーザーはドメインを頼りに目的のコンピュータへとアクセスします。
ドメインには様々な種類がありますがIPアドレスと同様に一意である必要があります。
ドメインには主に「トップレベルドメイン」と「独自ドメイン」、「サブドメイン」の3種類があります。
トップレベルドメインとは?
トップレベルドメインとはドメイン名に使われる「.com」や「.net」「.jp」などといった一番右端にあるドメインの事を指します。
トップレベルドメインには様々な種類があり誰でも取得可能なドメインや、条件に該当する者のみが取得できるドメイン、地域定のドメインなどがあります。
独自ドメインとは?
独自ドメインとはドメイン登録サービスで取得できるオリジナルのドメインのことを指します。
すでに他で使用されていない限り、自身が希望するドメイン名を指定し取得する事が出来ます。
独自ドメインを取得する際には、取得や更新の際に費用がかかります。
費用価格についてはトップレベルドメインや登録サービスにより異なります。
サブドメインとは?
サブドメインとは、独自ドメインをさらに分割して利用できるドメインのことを指します。
1つのドメインを目的別や用途別に分けて利用する際に使用されます。
独自ドメインを取得するとサブドメインを作成することができ、独自ドメインの前に「.(ドット)」で区切った好きな文字列を挿入して使用します。
独自ドメインを取得していれば、サブドメインは無料または安価で作成することができます。
DNSとは?
DNS サーバーは、人が使う言葉で書かれた住所 (ドメイン名) とネットワーク上にあるコンピュータ同士が識別し合う住所 (IPアドレス) の間で、翻訳機として機能するサーバーです。
私達が「〇〇〇.com」とブラウザーに打ち込むと DNS サーバーが「185.175.126.223」のサーバーの事だよと教えてくれる為、目的のサーバーへとアクセスする事が出来ます。
またサービスを公開したいユーザーはDNSサーバーにドメイン名とサーバーのIPアドレスを紐づける「ゾーンファイル」を作成し情報を公開する事でDNSサーバー使いサービスを受けたいと思っているユーザーをサーバーへ案内する事が出来ます。
Web検索の場合、一連の流れは以下のようになります。
- 「〇〇〇.com」ドメインをブラウザーにて検索
- DNS サーバーに「〇〇〇.com」の IPアドレスを教えてもらう
- 教えてもらったIPアドレスへアクセスする
🎯まとめ
いかがでしょうか?今回は基礎編の為、ざっくり紹介させて頂きましたが、機会があればより詳しく説明した記事を書きたいと思います。
今回の記事を書くにあたり改めてインターネットの凄さと奥深さを感じる事が出来ました。
次回の「Z 世代の為のインターネット講座」は「webサイト」について説明させて頂きますのでどうぞよろしくお願い致します。