年三日坊主のKKです。
6月にエンジニアブログのネタにしたKADOKAWAグループのシステム障害ですが、徐々に復旧してきて8月5日にはついにニコニコ動画なども再開されるようですね。
関係者の皆様、本当にお疲れ様です。
さて、昨年エンジニアブログで取り上げたPCサポート詐欺ですが、現在も猛威を振るっているようで、先日は読売新聞のサイトの広告からサポート詐欺が表示されたと話題になっていました。
読売新聞側からも注意喚起の記事が掲載されていますが、今回はマスメディアのニュースサイトということもあり、配信される広告の管理不徹底という面で他人事のような注意喚起の記事を出しただけの読売新聞への批判も見られます。
昨年のエンジニアブログ記事で紹介したNHKの記事もサイトリニューアルに伴い表示できなくなっており、読売新聞の注意喚起記事に掲載されているマイクロソフト社や消費者庁の注意喚起程度では十分ではない状況です。
皆様、あらためて多くの方々に周知頂きたい
サポート詐欺はあらゆるWeb広告からクリックしなくても突然やってきます。
アダルトコンテンツに限りません。読売新聞のサイトでもサポート詐欺は表示されます。
(読売新聞以外でもWeb広告があればどんなサイトでも表示されることがあります。)
マイクロソフトがプリペイドカードでサポート代金を要求してくることはありません。
今のところWeb広告を非表示にするツールを使うくらいしか、サポート詐欺の表示を防ぐ手立てはありません。
このような表示が出てきても、「そういう詐欺がある」と思い出して、ブラウザを閉じて頂けたら幸いです。
・マイクロソフト:マイクロソフトのサポートを装った詐欺にご注意ください
・消費者庁:偽の警告表示に「Microsoft」のロゴを用いて信用させ、ウイルス駆除等を行うなどと称して多額の金銭を支払わせる事業者に関する注意喚起