はじめに
近年CDやDVDがついていないPCが当たり前になってきました。もちろんそのままWindowsを使う分には全く問題無いわけですが、最近 intel の N100 を搭載した小型PCが格安で販売されるようになり、消費電力も少なく自宅サーバーに最適なのでは?と考えた時、ではどのようにWindows以外のOSを入れるかというのが問題になるわけです。
殆どのOSはISOイメージが提供されており、昔はCDやDVDに焼いてブートしていましたが、流石に今更DVDプレイヤーとか持っている人も少ないでしょうし、WindowsもUSBで提供される時代ですから、今回はISOイメージからUSBブートメディアを作成してみました。
USBブートの作成
方法は幾つかあるようですが、今回は Rufus (ルーファス)というツールを使ってみます。
Rufusは起動可能なISOファイルからUSBからインストールするUSBメディアを作成する事ができます。
ダウンロードして起動すると以下の画面がでてきます。 既にUSBのメディアがPCに刺さっていれば、デバイスを自動認識してくれます。もし認識しているデバイスが違う場合は正しいデバイスを指定します。誤って選択している場合、該当のUSB内のファイルは全て削除されますので慎重に確認しましょう。
次にブートの種類の所にある「選択」をクリックして作成したいISOイメージファイルを選択します。
選択すると自動的にブートの種類やフォーマットオプション等が設定されます。基本的にそのままで問題ありません。状態が「準備完了」になっていれば後はスタートするだけで完了です。
最後に
他にも Raspberry Pi Imager というツールを使うやり方もあります。
Raspberry Pi も 5 が出て性能も向上しているようで気になるところですが、Raspberry Pi は GPIO を使ったスイッチやLED等を活用した使い方には非常に良いデバイスですが、単純にサーバーとして使いたいような場合には、最初からメモリが8GB搭載され更にSSDが256GBついていて、2万前後で購入できるintel N100 搭載の小型PCの方が良いかもしれません。