はじめに
業務では基本的にRHEL系のOSを使用しているのですが、自宅PCにUbuntuを入れてみたところ、
ファイアウォールの設定方法が違ったのでせっかくなので記事にしておきます。
※コマンドの記載には「sudo」を入れていないので、権限の無いアカウントで実行すると失敗するかと思います
ファイアウォールの設定方法
ubuntuを利用している場合、「ufw」というコマンドでFWの構成を編集することができます。
現状の確認
# ufw status
ポートの解放
80番ポートの場合
# ufw allow 80
22番ポートの場合
# ufw allow 22
設定の変更を実施した後は下記コマンドでリロードしておきます。
# ufw reload
設定の削除
ufwコマンドで設定の削除を行う場合は以下のようなコマンドの形になります
ufw delete [ルール or 設定番号]
ではまず、「ルールとは何か」という部分ですが、まず以下のコマンドが例になります。
この場合、「allow 22」の部分がルールとなり、現在の状態とポート番号となります。
# ufw delete allow 22
ルールの詳細については以下のコマンドで確認できます
# ufw status verbose
次に、設定番号での削除方法です。
設定番号は以下の方法で表示可能です。
# ufw status numbered
#出力例
To Action From
-- ------ ----
[ 1] 22/tcp ALLOW IN Anywhere
上記の出力例では22番ポートの設定番号が1であることが確認できます。
そのため設定の削除コマンドは以下のようになります。
# ufw delete 1
以上、Ubuntuのファイアウォール設定方法でした。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
