はじめに
お恥ずかしながら、私は英語が苦手です。
特に英会話となるとほぼ相手の言ってることが理解できないということが多いです。
今回はそんな私が、ほぼ英語オンリーの会議に参加したときのお話です。
これまで、英語オンリーの会議に参加した場合、技術的な会話であればよくて30%ぐらい、ビジネス的な会話であれば10%も理解できないことが多いため、いつも会議終了後英語が堪能なメンバーに、「どういう話だったの?」みたいなのを聞くというのが定番でした。
でも、やっぱり話せないまでも、リアルタイムで内容を理解したいという思いがあるので、今回はITを駆使してみました!
Zoomの文字起こし機能を使ってみた
テレビ会議でよく使われるZoomというサービスがあります。
このZoomには翻訳機能付きの文字起こし機能というのが搭載されているので、今回はこの機能を活用してみました。
詳しい設定方法はオフィシャルにお任せするとして、画像のように、ミーティング内の言語と、文字起こしとして出力する言語が選べるので、ミーティング言語を英語、字幕言語を日本語にして翻訳機能を有効にします。
今回の会議はオフライン(対面)の会議だったので、PCで自分だけが参加するZoomを立ち上げ、文字起こし機能をONにして、あとは画面に出てくる翻訳された文字起こし結果を眺めるだけです。
すると、↓のような感じでリアルタイムで会話が翻訳された上で文字起こしされていきます。
※↑はこの記事用にAmazonPollyで英語の音声を作ったものをPCのマイクに拾わせて翻訳・文字起こしさせたものなので非常に精度が高いです。
で、実際に試した感じで言えば、このサンプル程の精度はないまでも、会話の70~80%は理解できるものでした。残り20%は脳内補完するしかないのですが、会議の主旨などが理解できていればほぼ補完でき、結果的にはリアルタイムでだいたいの会話内容を理解することができました。
また、翻訳速度も非常に早く、感覚的に会話から1~2秒ぐらい後には翻訳された文字起こしが出力される感じで、流れに置いていかれるといったこともなかったです。
更に言えば、文字起こしと一緒に録音もオンにしておいて、録音データを前回作成したアプリにかければ、議事録まで作成可能となり非常に便利です。
まとめ
今回はZoomの文字起こし機能を使って英語オンリーの会議の内容をリアルタイムで理解する。というのを試してみました。
結果的には、自分だけではリアルタイムでは良くて30%ぐらいしか理解できなかった英語MTGの内容が、完璧ではないにしろ、70~80%理解できたというのは大きな収穫だし、今後も利用できると感じました。
子供の頃、翻訳こんにゃくがあるといいなぁと思っていましたが、形態は違えど近いことができる世の中になってきており、技術の進歩に感謝しつつ、そういった便利な技術をいち早く取り入れていきたいなと考える今日この頃です。
ちなみに、今回はZoomで試してみましたが、似たようなことはGoogle MeetやTeamsなんかでもできると思うので、活用していきたと思います。