Teratermのおすすめ設定3選

N
2022-09-20
2023-06-09
目次

こんにちは。
駆け出しエンジニアのNです。

今回は定番ターミナルソフト「Teraterm」で設定を3つ!ご紹介します。

➀ログの取得を自動で行う

「ログ」は単に作業履歴を残すだけでなく、作業ミスがあった際の原因の切り分けにも使える必要不可欠なものです。自動で取得し、テキストファイルに出力する方法をご紹介します。

1.Teratermの「設定」から「その他の設定」を開く

 

2.上部のタブ「ログ」内の「標準ログファイル名(strftimeフォーマット可)」にファイル名を入力します。

以下のように設定すると「年月日_時分秒_サーバーのIPアドレス.log」のファイルが生成されます。

%Y%m%d_%H%M%S_&h.log

 

例:20220426_143508_xxx.xxx.xxx.xxx.log

3.ログ内の「標準のログ保存先フォルダ(S)」にログを保存したいフォルダ名を入力します。

筆者の場合、ログをまとめて管理したいので以下のフォルダに保存しています。

\Documents\ログ\teraterm

4.「ログ」内の「自動的にログを採取する」にチェックをいれます。

以下の設定になっていることを確認し、「設定」タブから設定を保存してください。

※設定を保存せず終了すると、次回以降の接続時に初期の設定に戻ってしまうのでご注意ください。

 

スクリーンショット (626)

 

②右クリックでの貼り付けを無効にする

Teratermでは貼り付けを右クリックで行えますが個人的には作業ミスにつながるように感じたので、設定を無効化すると、「Alt+v」で貼り付けが可能になります。慣れれば作業効率の向上間違いなしの設定です。

1.Teratermの「設定」から「その他の設定」を開きます。

 

2.「コピーと貼り付け」の「右クリックでの貼り付けを無効にする」にチェックをいれてください。

貼り付け無効

 

3.変更した設定を保存します。

③エージェント転送使用時の詳細設定

 

踏み台サーバーを経由したSSH接続(エージェント転送)を行う際、
設定を変更していない状態では転送確認のポップアップや通知が表示されます。

「はい(Y)」をクリックすれば対象サーバーにログインできますが、
これが毎回表示されるとなると、、
少しめんどくさいです。

これらを非表示にする方法が調べても意外とでてこないので、
初心者の方へ参考となるようにこちらに記載します。
簡単な手順ですが以下を参考に設定してみてください。

1.Teratermの「設定」から「SSH...」を開きます。

 

2.左下部の「エージェント転送を確認する」と「転送したエージェントの利用を通知する」のチェックを外します。

スクリーンショット (627)

3.設定を保存します。

これで都度確認する手間が省けます!

 

最後に

以上がおすすめの設定項目のご紹介となります。

Teratermを毎日使用されている方に少しでもお役に立つと嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。