SSL証明書の有効期限につきまして

TT
2023-02-24
2023-02-24

SSL証明書の有効期限につきまして過去には5年、3年などの有効期間のSSL証明書が発行されていましたが、
Apple社が2020年9月1日以降399日以上の有効期間を持つSSL証明書を信頼しないと公表、
Google Chrome、Mozilla Firefoxブラウザ、マイクロソフトもこれに追従する形となり、
SSL証明書ベンダーで発行されるSSL証明書の有効期間は396日以内に制限されることになりました。

これによりSSL証明書ベンダーの2年以上の複数年有効期限SSL証明書の取り扱いがなくなりました。


SSL証明書ベンダーによってSSL証明書の有効期限更新のルールは異なるのですが、
例えば2022年10月1日まで有効期限のSSL証明書を2022年8月1日に更新した場合、
有効期限が2023年09月02日までのSSL証明書に制限されることになり、
有効期間が1年より短くなってしまう場合がございます。

SSL証明書再発行手続きなどで元の有効期限に1年を加えた有効期限でSSL証明書を
発行することも可能ですが、再発行、再設置の手間が発生します。


その為、SSL証明書の更新作業は有効期限の1か月前過ぎに実施するのが、
実際の運用になるかと思います。