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ウイルス対策ソフトを使用していると、SSL証明書情報がウイルス対策ソフトのルート証明書で上書きされていて、本来のSSL証明書情報が確認できない場合があります。
今回は、ウイルス対策ソフトがESETの場合について、本来のSSL証明書情報が確認できるように設定変更していきます。
SSL証明書の確認
SSL証明書情報の確認(変更前)
ドメイン横の鍵のアイコンクリック→「安全な接続」からSSL証明書情報を確認
「詳細を表示」からも同様に確認できる。
証明書情報がセキュリティ対策ソフト(今回の場合はESET, spol. s r.o.)になっている。
本来の証明書情報が確認できるように設定する。
ESETの設定
メニュー→設定→詳細設定
WEBとメールのメニューからSSL/TLSの項目
「SSL/TLSプロトコルフィルタリングを有効にする」が有効になっているので、チェックを外して無効に変更し、OKを選択する。
本設定変更により対象のWebサイトに対するSSL/TLS通信検査は行われなくなりますが、対象のWebサイトよりダウンロードするファイルはリアルタイムファイルシステム保護機能(ファイルの作成/オープン/実行時にファイルを検査する機能)にて、ご利用の端末は常時監視されております。
変更後の確認
ブラウザをキャッシュ削除、リロードして確認すると、更新されていることがわかる。
証明書情報がESETから本来のものになっている。
以上、本来のSSL証明書情報を確認する手順の説明でした。