こんにちは、saeです。
一時期、日本語ドメインが話題になりましたが、認知度が上がったのか
余り使われないのか、最近では余り話題にはなっていないようです。
しかし、たまに問い合わせで日本語ドメインのトラブルでお問い合わせを頂くことがあります。
今回は、日本語ドメインの運用上の注意点について記載したいと思います。
1.日本語ドメインとは
日本語ドメインは、 URL に日本語を使用しているドメインのことです。
英数字ではなく日本語表記なので日本人には分かりやすく、英数字のドメインより
希望したイメージに近い単語で取得出来る可能性が高いと思います。
2.日本語ドメインの注意点について
日本語ドメインは、ブラウザで閲覧する人には分かりやすのですが、
運用する担当者からは、神経を使います。
その理由としては、「ピュニコード( Punycode )」にあります。
3.ピュニコードについて
ドメインを IP アドレスに変換する「 DNS ( Domain Name System )」は日本語に対応していないことから、一度ピュニコードに変換する必要があり、 Webサーバーへの設定もピュニコードで記載する必要があります。
例えば「株式会社フューチャースピリッツ」をピュニコードに変換すると
Punycode:xn--zckphe2fd3ho3c9kc8263gjmzbnw0a1s7c となります。
変換については、変換サイトがあり確認することができます。(https://punycode.jp/)
4.ピュニコードの注意点について
このピュニコードで困るのは、日本語ドメインが複数あった場合、一目でピュニコードを見てすぐ判断できないので、取り違う可能性があり確認に時間が掛かったり、神経を使います。
また、文字列が正しいのかの判断も見ただけでは難しいです。
なので、運用する際には、ピュニコードと日本語ドメイン名の比較表を用意しておくといいかもしれません。