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こんにちは。
駆け出しエンジニアのNです。
今回はLinuxにおいて、
知っておくと便利なコマンド・ショートカットをご紹介したいと思います。
コマンド➀「ll」コマンド
「ll」コマンドは「ls」コマンドと同様に、
ファイルの一覧や詳細を表示させる際に使用するコマンドです。
以前解説した「ls」コマンドと同様にエンジニアの方は高頻度で使うコマンドだと思います。
「ll」コマンドはオプション付きの「ls -l」を省略したものです。
つまり役割自体は「ls」コマンドと変わらないので、
「ls -l」と叩くところを「ll」を叩けば良いので効率的です。
[N@ test]$ ll
total 8
drwxrwxr-x 2 N N 4096 Oct 11 22:31 test
-rw-rw-r-- 1 N N 0 Oct 11 22:31 test00
-rw-rw-r-- 1 N N 79 Oct 11 22:55 test01
-rw-rw-r-- 1 N N 0 Oct 11 22:33 test02
-rw-rw-r-- 1 N N 0 Oct 11 22:34 test03
-rw-rw-r-- 1 N N 0 Oct 11 22:35 test04
-rw-rw-r-- 1 N N 0 Oct 11 22:36 test05
コマンド②「pwd」コマンド
「pwd」コマンドは「print working directory」の略称で
今いるディレクトリを調べるためのコマンドです。
作業時や今自分がいるディレクトリわからなくなった時に重宝します。
[N@ test]$ pwd
/home/N/test/test_00
コマンド③「uname」コマンド
「uname」コマンドはシステム情報を表示するコマンドです。
オプションなしで使用すると「Linux」のように単にシステム情報が表示されるだけですが、
「-n」オプションにてホスト名を確認することができます。
作業対象が間違っていないか確認する際によく使用します。
※同様のコマンドで「hostname」コマンドがありますが
「hostname 〇〇」でホスト名が変更されるリスクがあるため、
個人的に「uname」コマンドを推奨します。
[N@ test]$ uname -n
test
ショートカット➀Ctrl+L:画面をクリアする
作業で画面が埋まり見づらくなることはあるあるかと思います。
Ctrl+Lを使用すると画面をクリアにすることができます。
ぐちゃぐちゃになったときにすっきりさせられます。
ショートカット②Ctrl+C:キャンセル
Ctrl+Cは誤ったコマンド実行や処理が終わらないときに使用します。
一旦処理が中断できるので非常に便利です。
以上が知っておくと便利なコマンド・ショートカット解説となります。