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どうも、クーです!
皆さんはinodeについてご存じですか?
よく「inodeが枯渇して...」といったことを聞くこともあるかと思いますが
実際のところこいつはなんなんだろう...?という方も多いかと思います!
そこで今回はinodeについて簡単にまとめてみました!
inodeとは
inodeはLinuxOSなどのシステムで利用される管理データのことで、ファイルやディレクトリの「属性」を記録しています。
属性とは例えばファイルのパーミッション、所有者、更新日時といったファイルが持つ情報のことです。
これを管理するためにファイルやディレクトリの作成時に管理番号が割り振られます。
この管理番号のことを「inode番号」と呼びます。
inodeとinode番号は互いに紐づいているのでinode番号は常に一意なものが割り振られます。
inodeには上限が定められており、inodeが上限に達してしまい割り振れなくなることを「inodeの枯渇」と呼んでいます。
inodeが枯渇してしまうと新しく作成するファイルの情報を管理することができないため、そもそもファイルが作れなくなるといった障害が発生してしまいます。
inodeの使用率は「df -i」コマンドを実行することで下記のように確認することができます。
この場合は使用率が22%ということがわかりますね。
Filesystem Inodes IUsed IFree IUse% Mounted on
/dev/sda3 8372224 1774500 6597724 22% /
最後に
よく聞くけれど深くは知らないという方も多いinodeですが、
今回の解説で理解を深めていただけましたら幸いです!
以上、クーでした!