どうも、クーです!
皆さん、dateコマンドについてはご存知でしょうか?
こちらLinux上で日時を表示させるコマンドになってまして、
自分はLinux環境での作業やファイルの名前付け、作業の自動化にも重宝しております!
今回はこちらのdateコマンドを使って今日の日付を自動的に取得し、
ファイル名などに挿入してみようかと思います!
date
dateコマンドはLinux上で日時を表示、設定させる際に利用できるコマンドです。
date [オプション]
主なオプションは下記になります。
-l yyyy-mm-dd(yyyy=年、mm=月、dd=日)の形式で現在時刻を表示
-u 協定世界時(UTC)を表示
+ フォーマットの文字列で指定した形式で時刻を表示
オプションを付けずにdateコマンドだけ実行してみると下記のように現在時刻が表示されます。
Thu Feb 13 10:00:00 JST 2023
上記の形式ではファイル名として設定できないので、ここで「+」オプションを利用してみます。
例えば下記の形式でコマンドを実行してみてください。
date +"%Y%m%d"
すると下記のようにYYYYMMDDの形式で日付が出力されたかと思います。
20230213
このコマンドを利用して例えば下記のようにファイル名の後に$(date +"%Y%m%d")を指定し、ディレクトリを作成することで、いつ実行しても作業当日の日付がファイル名の後ろに入るようなコマンドが利用できます。
mkdir example_$(date +"%Y%m%d").txt
%Y、%m、%dなどのフォーマット用の文字列については、下記のようにhelpオプションを付けてコマンドを実行することで詳細なリストが確認できますので、YYYYMMDD以外の形式で時刻表示したい場合にはリストを確認いただき、色々と出力の形を試していただくとよいかと思います。
date --help
最後に
dateコマンドを利用し、スクリプトや作業手順を記載することでファイル名の入力の手間が大幅に削減できますので、ぜひ日々の作業に活用してみてください!
以上、クーでした!