AWS小ネタ002:ALBを固定IPアドレスで使いたい

KK
2023-11-02
2023-11-02

年三日坊主のKKです。

拙僧先日、珍しくお坊さんとして大きな法要に呼んで頂いたのですが、コロナ禍で思いのほか体力や肺活量が落ちていて満足いく読経が出来なかったことに衝撃を受けている今日この頃。
皆様季節の変わり目ですので体調にはお気を付けください。

今やAWSでトラフィック制御する上でALBは無くてはならないものになりましたが、残念ながらそのIPアドレスは不定期に変更されるため、Route53で管理できないTLDのネイキッドドメインに設定できないなど、微妙に困るシチュエーションがあります。

ただし、AWS Global Acceleratorと組み合わせることでALBを固定IPアドレスで利用することが可能になります。

AWS Global Acceleratorには固定IPアドレス以外にも可用性やパフォーマンス、セキュリティの向上などの機能もありますが、ここではALBに固定IPアドレスを付与する点に絞ってご紹介します。

手順はいたって簡単、ALB の統合タブでAWS Global Acceleratorを作成して関連付けるだけです。

「統合」タブのAWS Global Acceleratorから「Acceleratorの作成」ボタンを押しテキストボックスにAccelerator名を入力して「Acceleratorの作成」ボタンを押すだけでなんと静的IPアドレスを2つ持つAcceleratorに関連付けられました。

あとはこのIPアドレスを任意のDNSにレコード登録するだけです。

ただし、AWS Global Acceleratorは稼働しているだけで毎時0.025 USD課金される有料サービスです。
更にデータ転送元/転送先に応じたプレミアムデータ転送料金も発生しますので、あらかじめ利用料シミュレーションは必要です。

ただ、非常にお手軽にALBを固定IPアドレス化できることは間違いないので、ALBのIPアドレスは固定できないと思いこまず、AWS Global Acceleratorの利用も選択肢として頭の片隅に入れておくと設計の自由度が上がりますよ、という記事でした。

なお、表示される内容は利用状況やAWSの仕様変更ににより変化しますのでご注意ください。