AWS Resource Explorer利用したことありますか?
AWS Resource ExplorerはAWS アカウント に存在するリソースを検索するサービスです。
EC2やRDS等利用しているサービスを検索したり、EC2等に設定することができるタグを利用して
特定のタグが付いているリソースを検索したり様々な利用方法があります。
使い方は簡単です。
AWS Resource Explorerを有効化するだけで利用することが可能で、追加料金も発生しません。
手順
1. デフォルトでAWS Resource ExplorerはOffになっているので、AWS Resource Explorerの画面からOnにしましょう。
2. 有効化の際に設定画面が出てきます。高度なセットアップを行うと詳細な設定ができたりしますが、今回は高速セットアップを選択しています。アグリゲータインデックスの設定項目がありますが、こちらは他のリージョンの情報を集約するリージョンを選択する項目になります。今回は東京リージョン(ap-northeast-1)を選択してみます。
3. 設定が完了すると、リソース一覧が確認できるようになります。
4. コンソールの検索窓から「EC2:instance」と入力してみると、今利用しているEC2インスタンスが表示されます。
終わりに
今回はec2だけリソース検索をしましたが、
RDSやElastiCache等、様々なリソースを抽出することができます。
AWS Organizations等を利用して複数アカウントを管理している場合、
全てのアカウントのリソース等を抽出でき、抽出した内容をcsvファイルとしてダウンロードすることができます。
全体としてEC2やRDSがどのくらい利用されているのか、といった集計にも活用できそうです。
【参考サイト】
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/resource-explorer/latest/userguide/welcome.html
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/resource-explorer/latest/userguide/supported-resource-types.html
https://dev.classmethod.jp/articles/aws-resource-explorer-new/