どうも、クーです!
みなさん、最近のトレンドと聞いて思い浮かべるものは何でしょうか?
最近のトレンドといえば....
やはり!AIですね!
最近では何事もAIを経由させることで、文章や絵、プログラムなんかも一瞬で出力してくれるようになりました!
...もしかしたらカードゲームのデッキなんかも出力できるんじゃないか?
ということで今回は「ChatGPTを利用してカードゲームのデッキが作れるのか」について
いろいろ実験してみました。
前提条件
今回の目標としては「カードゲームのデッキを自動で作成する」とします。
作成したデッキの強さは判定に含めず、とりあえず実際に使うことができるものができれば成功です!
対象のカードゲームについては、海外発祥の「マジック:ザ・ギャザリング」とします。
海外発祥のゲームの場合
それではデッキ作成に挑戦してみます。
早速、ChatGPT君に丸投げしてみました。
なるほど、具体的なところをヒアリングしてくれるみたいですね。
ある程度簡単な条件を付けて作ってもらいましょう。
今回はフォーマット※1をスタンダード※2にして、速攻で戦う戦略のデッキをお願いしてみました。
※1. カードゲームのルールの形式
※2. 過去1年ほどに発売されたカードで戦うルール
おお!すごくそれっぽい!(あまりに長かったので半分だけ載せています)
値段についての記載があるのも気が利いてますね!
ただ...こちらよく見てみると一部カードが実際は存在しないそれっぽい名前のものになっております。(英語名でも調べましたが見つからなかったです)
日本語名についてもなかなかに適当な翻訳をかけられてますね・・・
また、最近のカードを使うフォーマットを指定してみましたが、実在するものについてはかなり前のカードが使用されています。
このままでは実際に使えないので、これらについて指摘してみました。
うーん・・・
調べた感じだと、あまり変わってないような・・・
こちらChatGPTに対して確認してみると以下の様な回答が返ってきました。
なるほど。
調べてみるとChatGPTは2021年9月までのデータセットで訓練されており、それ以降の知識を持っていないとのこと。
2021年9月までの情報で質問するのであれば正しい回答が得られるとは思いますが、
今回のように最近の情報が必要な質問には対応できないようです・・・
今回の条件に対しては目標達成ならずといった感じでしょうか
ひとまず
今回はカードゲームのデッキ作成という観点から、AIの活用について実験してみました!
教訓としては、以下の2点が得られたように思います。
・ChatGPTには最近の質問は向かない
・英語の回答としては比較的正しい情報が得られるが、カードゲームにおいては日本語訳が怪しい箇所も
出力内容としては、まるで実際の人間が回答を考えているかのような返答(金額面やデッキコンセプトなど)が返ってくるため、最近の情報を与えてあげることができればより精度の高い回答が得られるんじゃないかと思います。
このように、ChatGPTを利用するときは制限・制約について確認しておくと、より価値の高い情報が得られると思いますので皆さんも意識してみてくださいね!
以上、クーでした!