日々のタスク管理はNotion、開発の実務はGitHub。
そう使い分けているエンジニアは多いはずです。しかし、Notionで書き出したメモや要件を、改めてGitHub Issueに書き直す作業に「二度手間だな」と感じたことはありませんか?
今回は、ClaudeのCLIツールである「Claude Code」と「MCP(Model Context Protocol)」を組み合わせることで、Notion上の未着手タスクを自動で解析し、適切なフォーマットでGitHub Issue化する仕組みを構築しました。
MCP(Model Context Protocol)とは?
今回、Claude CodeにNotionを読み取らせるためにMCPを利用しています。
ざっくり言えば、「AI(Claude)が外部ツールやデータと対話するための共通規格」のことです。これまではツールごとに専用の連携プログラムを書く必要がありましたが、MCPに対応したサーバー(今回はNotion MCPサーバー)を導入するだけで、Claude Codeから直接Notionのデータベースを検索したり、中身を読み取ったりできるようになります。
Step 1: Notion インテグレーションの作成
- https://www.notion.com/my-integrations にアクセスし、新しいインテグレーションを作成します。

- 「内部インテグレーションシークレット」をコピーしておきます。 ⇒ Step2で使用

- Notionで連携用のデータベースを作ります。
以下の項目を用意しました
・タイトル:課題の概要
・ステータス : 課題のステータス(未着手、進行中、完了など)
・Github-URL : 作成したIssueのURL
このデータベースの右上の「・・・」→「接続」で作成したインテグレーションを設定します。
- 次に作成したデータベースのデータソースIDを取得する ⇒ Step3で使用
「データベースの設定」⇒「データソースを管理する」⇒「対象のDB名の「・・・」」⇒「データソースIDをコピー」

Step 2: MCPサーバーの設定
Claude CodeにNotion MCPサーバーを追加します。
これはMCPサーバーをClaude Codeに認識させるための設定です。
※ 環境によって設定ファイルの位置は異なりますが、一般的にWindowsでClaudeCodeの場合は ~/.claude.json 等に以下のように記述します。
{
"mcpServers": {
"notion": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@notionhq/notion-mcp-server"],
"env": {
"NOTION_TOKEN": "Step1-2で取得したAPIキー"
}
}
}
}
記載して、ClaudeCode再起動後「/mcp」を入力。
以下のように出力されればMCPサーバーに接続している状態です。
Step 3. CLAUDE.mdへの組み込み
Step1-4で取得したデータソースIDをClaudeCodeに渡してあげれば、データベースの中身を確認できますが、毎回長いIDを入力するのは大変なのでCLAUDE.mdに定義します。
以下のように書くことでNotionに書ききれないことをClaudeCode自身がソースを解析し、追記してくれます。
CLAUDE.mdの追記例:
Notion上の要望をGitHub Issue化する際は、以下の情報を参照してください。
**Notion の data_source_id**: `STEP1-4で取得したデータソースID`
**Issue作成条件**: プロパティ `ステータス` == `未着手`
**Notionの更新**:
1. プロパティ `Github-URL` に作成したIssueのURLを書き込む
2. プロパティ `ステータス` を `進行中` に更新する
**Issue 記載ルール**:
Notionのメモ書きをGithub Issueに変換する際は、必ず以下のセクションを含めて再構成してください。
1. **概要**: 何が問題/要望か
2. **背景/目的**: なぜこれが必要か
3. **技術的な考慮事項**: フロントエンドへの影響範囲
4. **完了条件**: 何をもってCloseとするか
4. 実行フロー(Claude Codeへの指示)
準備ができたら、ターミナルで以下のコマンドを打つだけ。
プロンプト例:
よくあるエラーとしてプロンプトを投げた後に以下のようなエラーが発生する場合があります。
その場合は~/.claude.jsonに設定した項目名やAPIキーが間違ってる可能性がありますので、
もう一度合っているかどうか確認してみてください。
実行した結果は以下の通りとなりました。
■GitHub-Issueに出力した結果
■管理表(Issue出力後)
ステータスとURLが更新されています。
最後に
MCPの登場によってAIが私たちの使い慣れたツール(Notion)と開発環境(GitHub)の架け橋になってくれるようになりました。
単に「同期する」だけでなく、Claude Codeが文脈を汲み取ってIssueの構成を整えてくれるのがこのフローの強力な点です。
設定自体は数分で終わるので、ぜひ手元のプロジェクトで試してみてください。

