バックアップの必要性
インターネットやITが普及していくなかで、日常的に様々なことにデータが利用されるようになりました。そして、その大切なデータを失わないために「バックアップ」が必要となります。
またオリジナルデータに改ざんなどが発覚した際に、バックアップデータと比較、分析することでデータの「信憑性」を高めることができます。
データに対して脅威となりうる要因は、いくつもあります。
それらの多くの要因から確実にデータを守ることはできません。
- ヒューマンエラー
- サイバー攻撃
- ハードウェア障害、ソフトウェア破損
- 自然災害
そのため、「バックアップ」というリスクヘッジが必要となるのです。
バックアップの方法
データをバックアップする方法はいくつもあります。
・外部記憶媒体(CD・DVD、USBメモリ、SDカード、ハードディスク)
・クラウドストレージ
・ネットワークストレージ etc.
USBメモリやSDカードといった外部記憶媒体は、初期費用がかかるもののランニングコストが抑えられ、また持ち運べるため手軽に利用することができます。しかし、持ち運べるが故に情報漏洩や紛失、故障などのリスクがあります。
そのため、昨今バックアップ先として利用が増えているのがクラウドストレージです。
クラウドへのバックアップは、日々のランニングコストが発生したり、インターネットを経由してデータ転送するため、データ量によってはバックアップに時間がかかってしまうことがあります。しかし、クラウドストレージにも以下のようなメリットがあります。
- 初期費用を抑えられる
- インターネット環境さえあればどこからでもアクセスできる
- 必要なときに必要な分だけデータ量を確保できる
- 自然災害などに備え、遠隔地にデータを保管できる
さらに一度のバックアップだけでなく、常に最新のデータを保つことも重要です。
毎日や毎月など定期的に自動でバックアップを取得することで、いざという時に必要なデータを取り戻すことができます。
まとめ
今回は「バックアップの必要性と方法」をご紹介しました。
後回しにしがちなバックアップですが、大切なデータに何かあった際の保険となります。
また様々なバックアップ方法があり、どのようなデータをどれだけ、どの期間中バックアップしておくかなど、具体的にバックアップを利用するときのイメージを想像することで、最適なバックアップを見つけられると思います。
この機会に一度バックアップについて、見直してみてはいかがでしょうか。